タグ: 辺野古

普天間飛行場の現実

辺野古移設をめぐり揺れる沖縄・普天間飛行場の現地調査に行ってきました。
普天間の南側にある嘉数(かかず)高台から眺めると、オスプレイ数機と給油機KC130ハーキュリーズが駐機していました。とその時、爆音が響きオスプレイが離陸、宜野湾市の住宅街上空から海上へと飛び去りました。


周りは住宅が密集   オスプレイの後にKC130が見える


同行してくれた沖縄防衛局の小柳真樹次長によると、普天間には現在2個師団24機のオスプレイが配備されており、KC130給油機は岩国基地から来ているとのことでした。また離着陸は運用規定では午前6時から午後10時までとなってはいるものの、必要ならばいつでも飛ぶというのが実情で運用規定は守られていないようでした。


小柳真樹次長と儀間光男参議院議員

騒音はどうか。 滑走路脇の測定地点の数値は平均約80デシベルという説明でした。これは目覚まし時計が鳴っているのと同じくらいですから、やはりかなりうるさいと言えそうです。

市内へ戻る途中、ぐんぐん高度を下げてくるオスプレイが見えました。住宅街のすぐ上をかすめるようにして滑走路へ。「あのプロレラを上にしたヘリモードは違反飛行。市街地を飛ぶ時はプロレラが水平の飛行モードが約束なのに」と地元の同僚参議院儀間光男議員、こんな飛び方は日常茶飯事と教えてくれました。飛行時間と同様、運用規定はないも同然というのが現実です。


住宅街上空を「ヘリモード」で飛行するオスプレイ

そしてもうひとつ、飛行場が出来てから周りに住宅が出来たのだというよく言われる話について。これは全く逆だということ。飛行場一帯は元々地元の人たちが住んでいた土地だったけれど、戦争で他へ避難した。その土地に飛行場がつくられ、戻ってきた人たちは飛行場の周りにに住むという結果になってしまったそうです。勝手に住んでいる、などとは決していえないのです。

現場を見ない、現場を知らないでものを言うのは慎まなければと改めて思います。
基地をめぐる問題は沖縄の皆さんにとって、とてつもなく重いものなのだという現実を考える視察となりました。