“政治は弱い者のためにある”
民進党の真山勇一です。長年、ニュースキャスターとして、ニュースをお伝えしてきました。参議院議員を1期勤め、2期目に挑戦します。

私は、今、怒っています。それは、安倍政権のメディアに対する圧力です。メディアが口をふさがれたら、次に圧迫されるのは国民です。

私は、ジャーナリストとして実際の戦場を取材してきました。イラン・イラク戦争、内戦後のカンボジア、そしてアフガン戦争と、戦争の実態をこの目で見てきました。戦争では、いつも女性や子供など、弱い者が犠牲になります。

権力者は時に過酷なことをしますが、弱い者は声を上げることができません。だからこそ、弱い者の声に耳を傾けるのがメディアの使命です。そして、それを反映させるのが、政治の役割です。これが私の信念です。

今、安倍政権は報道に圧力をかけ、「報道の自由度ランキング」で、日本は6年前の世界11位から72位まで急落しました。権力者が報道に圧力をかけるとき、表現の自由、そして、国民の知る権利が奪われます。今の日本でも、その兆候は、すでに出ていると私は思います。

安倍総理は「集団的自衛権で日本は安全になる」と言いました。ウソでした。つい最近も、日本の領海や近海に、外国の軍艦が繰り返し侵入しています。必要なのは、自衛隊を外国の戦争に参加させることではなく、日本の領土と領海、そして国民の安全をしっかり守ることのはずです。

安倍政権は「原発再稼働は必要」と言います。これもウソです。事実として、省エネや新エネルギーの導入で、電力10社の総需要は低下しています。それならば、安くもなく、安全でもない原発の再稼働など必要ありません。「福島第1原発の汚染水は完全にブロックされている」というのもウソ。今も垂れ流しです。

最大のウソは「アベノミクス」ではないでしょうか。安倍総理は「アベノミクスで人々の暮らしがよくなる」と言いました。3年半経ってどうでしょうか。確かに、一部の強い者、大企業やお金持ちは潤ったかもしれません。

しかし、大多数の国民の生活は苦しくなりました。実質賃金が低下し、非正規労働者が百万人単位で増えた結果、格差は拡大しました。今や、6人に1人の子どもが貧困に苦しんでいます。もはや先進国として恥ずかしいレベルです。
公共事業のばら撒きに10兆円使って、景気はちっとも良くなりません。これはもう「アベノミクス不況」です。それなのに、子育て支援も、年金もカットされてきました。消費税を8%にした時の、「全額を社会保障に使う」という約束は何だったのでしょう。

安倍政権が報道に圧力をかけて大切なことを隠し、ウソをついてきたこの3年半、私達の暮らしはこれほどに悪くなりました。メディアが本当のことを言わなくなると、権力は好き放題に振る舞います。

大切なのは国民の安全、国民の暮らしです。私、真山勇一は、安保法制を廃止し、憲法の枠内で日本の領土・領海をしっかり守る法整備をします。憲法9条の改正は必要ありません。原発再稼働を認めず、廃炉を進め、「原発ゼロ」を達成します。「アベノミクス不況」の原因は消費の冷え込みです。人への投資を進め、雇用と賃金を底上げします。教育を底上げします。そして、子育て支援を充実させ、年金と介護を充実させます。これで人々の財布が緩めば、消費が拡大して景気は回復します。

私、真山勇一はブレません。一昨年の特定秘密保護法の採決の際、政権側に擦り寄って賛成した当時の「みんなの党」に造反し、反対票を投じて離党しました。私は、業界団体や労働組合、宗教団体などの組織的な応援は、一切、いただいていません。一般の市民の皆さまに支えられているからこそ、おかしいことはおかしいと、おもいッきり訴えることができます。

強い者におもねらず、富を持つ者にへつらわない、気骨のある政治家が、今、必要です。「政治は弱い者のためにある」。この信念を胸に、民進党という新しい改革勢力の結集に参加しました。皆様の貴重な一票を、どうぞ真山勇一にお寄せください。

(2016年 参議院 神奈川選挙区 政見放送原稿)